5月11日、12日の2日間、伊勢湾・三河湾の洋上でスナメリ観察クルーズを行いました。
これは鳥羽水族館が1963年にスナメリ飼育を開始して今年9月で50周年を迎える記念事業の一環として、伊勢湾に面し「海」との関わりが強い3機関(鳥羽水族館・三重大学・鳥羽商船高等専門学校)の共催により初めて実施したワークショップです。クルーズでは三重大学・鳥羽商船高等専門学校の練習船にスナメリの研究者や鳥羽水族館のスタッフが乗り込み、伊勢湾・三河湾の自然とこの海に棲むスナメリをはじめとした生きものたちを観察しました。
2日間に渡るクルーズには県内はもちろんのこと東京や遠くは北海道からなど10都道府県から合計69名が参加されました。11日は大雨、12日は一転焼けるような強い日差しと風の中の開催となりましたが、いずれの日も伊勢湾・三河湾でスナメリを発見でき、ほとんどの参加者が野生のスナメリの観察に成功しました。 中には降りしきる雨の中で雨具を着たままほぼ1日中観察を続ける熱心な参加者もおられ、参加者の一人は「ちょうど自分の目の前に突然現れてビックリした。船にも乗れて野生のスナメリを近くで見れたのでとても満足です。」また別の方は「背中が一瞬しか見えないスナメリを探すのは大変で写真に撮るのは難しかった。それでも直接見れたときはとても嬉しかったです。」と話してくれました。航行中には水族館スタッフからのスナメリに関するレクチャーや、生物採集調査なども行い、さまざまな視点からスナメリのことを知っていただけるクルーズとなりました。
| 船名 | 実施日・参加者 | スナメリ発見頭数 |
|
鳥羽丸 (鳥羽商船高等専門学校) |
Aコース:5月11日 【26名】 Bコース:5月12日 【27名】 |
10頭 8頭 |
|
勢水丸 (三重大学) |
Cコース:5月11日~12日 【16名】 (洋上1泊2日) |
計34頭 |