お正月を前にした鳥羽水族館に、腹節が2色に分かれた変わった色のイセエビと、白いナマコ(マナマコ)がやってきました。
イセエビは11月下旬頃に鳥羽市相差沖のエビ網漁にて捕獲されたものです。選別の過程で変わった色のイセエビがいる事に気付いた卸業者から連絡があり、12月6日に鳥羽水族館が受け取りバックヤードで飼育していました。
通常、イセエビは全体的に赤褐色で細かい白色の点模様が散在しますが、腹節は黒味が強く白色の点はほとんどありません。この個体は全体的には赤褐色であるものの、腹節の部分が左右で黒っぽい部分と白っぽい部分の2色に分かれています。
三重県水産研究所の松田氏によると「細胞分裂の過程で色を決める遺伝子がいびつな形になってしまうことがあると言われており、変わった色の理由はこのような突然変異によるものだと思われる。別の場所で目にした事はあるが、県内では9月に答志島で見つかった以外、2色に分かれている個体は初めてだと思う。」とのことです。
一方の白いナマコは12月15日に鳥羽市安楽島のナマコ漁で捕獲されたものです。珍しいナマコが獲れたということで、捕獲した地元漁師の尾崎 卓司(オザキ タクジ)さんにより、通常の色合いの赤いナマコとともに紅白揃って水族館へ持ち込まれました。なぜ白色なのかの原因はよく分かっていません。
このイセエビとナマコ(白と赤の2匹)は12月17日(水)より、館内の「へんな生きもの研究所」にて展示を始めました。
飼育担当者は「イセエビはこれまで見たことがない色をしている。お正月を前におめでたい色をしたイセエビとナマコを是非見に来て欲しい。」と話しています。
| 白いマナマコ | |
| 入館 | 2015年12月15日 |
| 体長 | 約15cm |
| 重さ | 約160g |
| 2色のイセエビ | |
| 入館 | 2015年12月6日 |
| 体長 | 約19cm(触角は含まず) |
| 重さ | 約160g |